10月は「里親月間」です ~児童家庭支援センタークムレ~
こんにちは!児童家庭支援センタークムレです。
毎年10月は「里親月間」として、厚生労働省より位置づけています。そのため、今日は里親制度について紹介しますね。
日本には約4万5千人もの子どもたちが、それぞれの事情で親と離れて生活しています。そうした子どもたちを自分の家庭に迎え入れ、さまざまなサポートを受けながら養育するのが里親制度です。
子どもたちの迎え入れ方にはさまざまです。
“養子縁組里親”…養子縁組を結ぶことが前提。
“養育里親”…子どもを短期間から長期間預かって家で養育。
“季節・週末里親”…週末や長期休暇などに数日から1週間ほど子どもを養育。
「里親になりたいけど、経済的に子どもを養育できるか心配」という方も大丈夫です。
里親に対して、子どもを育てるために必要な生活費や教育費、医療費なども支給されるため、安心して養育することができます。
所定の研修を受け、子どもに適した住環境があるなどの要件を満たしていれば、里親にな
るために特別な資格は必要ありません。一番大切なことは、子どもたちのことを理解し、寄り添うことです。
「里親になりたい」「里親制度について知りたい」という方は、お近くの児童相談所にお問
い合わせください。
たくさんの人に里親制度のことを知ってもらうことが、子どもたちを社会全体で見守り
育てていくきっかけの1つになると思います。