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No.16 脳の活動状態を示す「覚醒レベル」

皆さんは覚醒レベルと聞いてどのようなこと思い浮かべますか?

覚醒が低いと”眠くなる”とか…

覚醒が高いと”ハイテンション”とか…

感覚統合と関係の深いものの一つに子の覚醒レベルがあります。
と、言っても本人が感じる眠さのようなものではなく脳の生理的な活動状態を指していることが多いとも言えます。

ふだん私たちは、静かに話を聞く時には少し覚醒レベルを下げ、外で思いっきり遊ぶ時には少し覚醒を上げるなど、無意識のうちにコントロールしています。
ところが、この調整がうまくいかず、覚醒レベルが上がりすぎた(ハイテンションの)まま、もしくは下がりすぎた(反応が鈍い)ままという状態になると、多動、落ち着きがない、反応が薄い、ボーっとしているなど、気になる姿として映ってしまうのです。

覚醒レベルを変化させるためには、次のようなアプローチが効果的と言われています。

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それぞれの覚醒レベルの状態に合わせて対応を考えていけるといいですね♬

例えば…

1. 感覚アプローチ
① 覚醒レベルを鎮める(ゆりかご効果)
弱めでゆったりとした一定のリズム感覚(刺激)情報を送る
② 覚醒レベルを高める(ジェットコースター効果)
強く、変化の激しい、不規則な感覚(刺激)情報を送る

2. 保育・教育的アプローチ
本人の興味・関心・好奇心を刺激する場面・題材を提供する

3. 薬物アプローチ
ある一定以上の症状が出ているときは、医師の診断のもと、薬物療法が必要な場合もある

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