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No.29 こんなに多いなんて…嫌いな食べ物「こどもの気になる姿~感覚統合の視点~」

こどもの気になる姿~感覚統合の視点~

第3弾!No.29 こんなに多いなんて…嫌いな食べ物(大人でもあるよね~)

 

食事のつまずきにも感覚が関係している?

食事の時間の「気になる行動」も、感覚のつまずきが原因になっていることがあります。例えば、野菜が嫌いでご飯と肉ばかり食べる、嫌いなものが少し入っているだけで全く口をつけないなど、偏食が目立つ子がいます。一方で、気に入ったものばかり繰り返し食べる傾向も見られます。

また、食べるのにとても時間がかかる子もいます。咀嚼(そしゃく)に時間がかかり、いつまでも飲み込まないで口を動かしています。「全部食べるまで席を離れてはいけない」などのルールのもとでは、昼休みや掃除時間にまで食い込んでしまうことがあります。

 食器やスプーン、はしなど食具の扱いが苦手で、食べ散らかいが多く、服や机を汚してしまう子もいます。中にはこれらの特徴がいくつも当てはまる子もいます。

実はこのような行動の背景には…触覚が過敏で触感になじめない問題食べる機能が育っていない背景の2つ要因が考えられます

行動の背景

触覚が過敏で触感になじめない

好き嫌いの多い子のなかには、味の違いに敏感な子がいます。また、味だけでなく、舌触りや歯触りなどの触感になじめずに、食べ物を拒否してしまう子もいます。口の中の触覚が過敏なことが原因になっていることがあります。ヌルっとしたもの、ベトベトしたもの、かたくてなかなか嚙み切れないもの、グニャグニャしたものなどそれぞれに苦手な感触があります。無理に口に入れてもすぐに吐き出してしまい、抵抗感が高まってしまうことがありますので、まずは少しずつ時間をかけて受け入れられる範囲を広げるようにし、触覚の過敏さをやわらげていくことが大切です。

「触覚防衛反応」から攻撃的な態度

固有感覚が未発達だと、口の中で食べ物を噛んで細かくしたり、細かくしたものを舌でまとめたり、飲み込んだり、ということがうまくできないことがあります。繊維質の多い野菜をいつまでも飲み込めず口の中にため込んでしまう姿などは、触覚や固有感覚の躓きが背景にあるかもしれません。また、指の動きをコントロールするのが苦手で、食具をうまく使えずに食べこぼしてしまう子や、姿勢を保つのが苦手で食事になかなか集中できない子もいます。

 

このようなお子さんへの関わりのヒント

食事は楽しい時間です。「からだにいいんだから」「みんな食べているんだから」という理由で無理やり食べさせることは、その子を「食事をする楽しさ」から遠ざけてしまします。触感が苦手なら「唇に当てたらOK」「ひとかじりしてみる」という風に達成できそうな目標を立て、その努力を認めて応援することから始めてみてください。食事の時間を好きになることが支援の第一歩です。

アイデア:食べやすい環境を作る。「なぜ食べたがらないのか」の原因を丁寧に探る。

⇒「〇〇が嫌い」と本人が思い込んでしまう前に、野菜を軟らかく煮る、飲み込みにくいものにはとろみ(餡掛け)をつけるなど。

⇒学校などでは、盛られたものを細かく切るや器を変えるなどの工夫

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