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自由遊び紹介~きらり倉敷~

きらりの療育の中には自由遊びの場面があります。いくつか自由遊びの中で設定した内容を紹介します。

  ②     ③

低年齢のお子さんにはシール貼りや折り紙をちぎって貼る制作を通して指先の操作性を高めていきます(①②参照)。年中~年長のお子さんには折り紙や切ったり描いたりする制作を通して指先の操作性を高めていきます(③④参照)。また、完成形を見て、「イメージする力」も養っていきます。パズルやはさみ、塗り絵等は形を捉える練習になり、図形を書いたり、文字を書いたりする力に繋がるようです。“まだ文字は描けないかな”“文字書きが苦手だな”というお子さんでも取り組めることが沢山あります!

⑤       ⑥

“楽しいことは無限にしてしまう”“止められない”という場合には、使える量を決めておくのも有効なようです(⑤参照)。また、廃材制作でも予め使える個数を決めています(⑥参照)。決められた個数の中で作りたいものを完成させたり、ルールを守ったりすることもねらいの1つにあります。

 

ルールのある遊びも多く用意しています。(左参照)小学生くらいになると市販のすごろくや簡単将棋、オセロ等も設定します。市販のものだとルールが複雑だったり、難易度が高かったりする場合には、子ども達の興味に沿ったものを作成することもあります。“やってみなさい”“覚えなさい”ではなく、お子さんの興味や得意なことを切り口に、ルールを守ることや他者と遊びを共有することをねらっています。遊びの中には以下のようなねらいが含まれています。

・苦手な事ばかりに注目するのではなく、子ども達の得意なことを伸ばしたり見つけたりする。

・遊びからの切り替えが苦手な子ども達には、どのような配慮があれば切り替えやすくなるのか

探ったり、練習したりする。

・“自由(遊び)”の中にもルールがあることを知らせる。

(遊んで良いエリアを守る、トイレに行きたいときには大人に伝えてから行く、順番、共有等)

・遊びの段階をあげていく(一人遊び、並行遊び、連合遊び、協同遊びと段階があります)。

・“遊び”というリラックスしている環境で、動作スキルや社会性を伸ばす。

その他にも、お子さんによってねらいは異なり、その違いに合わせて対応させて頂いています。

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