とくしちゃんねるVol.20~クラスでの取り組み
こんにちは😊作業療法士の田中です。現在は倉敷学園でクラス担任としてぱんだ組に所属しています。今回はぱんだ組でおこなっている活動の様子の紹介をしたいと思います。
きんぎょがにげた
皆さん「きんぎょがにげた」いう絵本はご存じですか?有名な本なのでこの本が好きなお子さんも多いですよね。この絵本を導入で読み、お部屋にもきんぎょが逃げた!という設定できんぎょ探しに出ていますよ🐟
取れない位置にきんぎょが逃げているので、大人に対して取って~、お願いという要求をしてくれましたが、ここではあえて「自分でどうやったら取れるかな~?」と考えてもらっています。すると、あたりを見渡して、使えるブロックを積んで助けることが出来ました✨
〇匹取って来てねと数を指定し、取ってきてもらうことも行っていますよ。1種類の絵でも使い方によって課題を遂行するための考え方や記憶力、数の理解等様々な理解に繋がりますね🌟
箸サッカー
箸の使い方がぎこちなかったり、お皿の端に散らばった食材が集めれなかったりという困り感があるお子さんも居るので楽しみながら箸操作ができるようにお友達や大人と対戦形式で箸でサッカーをしています😊
実際の食事の時間にお皿の食材を集めることが出来るようになることを目標に、ポンポンを掴まずに自分の陣地に入れるというルール設定で対戦しています。お子さんによってお箸、スプーン、シュガートング等で変えながらやっても楽しそうです🎵
黄色だけ集めるよ、小さいポンポンだけ集めるよとルールを決めて行っています。箸の練習だけでなくルールの理解、勝敗の受け入れも目標にしながら対戦していますよ😊
粗大遊び
鉄棒や手押し車で腕の力をつけたり、膝立ちでバランスを取ったりと様々な粗大遊びを行っています。腕の力や体幹を使った遊びは指先の器用さにも繋がっていくので机上課題だけでなく身体を動かすことも取り入れていますよ🌟
お子さんたちの頑張る姿や真剣な姿を見たり、沢山の「できた」の経験に関わらせてもらったりして、私自身も楽しく活動に参加する事が出来ています🌱
今後もお子さん一人一人のペースに合わせながら、活動の中で楽しみながら「できた!」が増やせるように関わらせて頂けたらと思います。よろしくお願いします😊