No.19 ペアレント・トレーニング（ペアトレ）を知っていますか？
最近は耳にすることも増えてきた”ペアレント・トレーニング”ですが、その目的には『子どもの好ましい行動を増やし、好ましくない行動を減らすための技術を親が習得していく』といったものがあります。
親子とも生活の中での「困り感」を減らし、心地よく生活を送っていただけるよう、通常は専門性のある、あるいは研修を受けたインストラクターによってグループで運営されることが多いです（水島拠点のペアトレも同じように行っています）。
対象は、自閉症スペクトラム症の4～6歳お子さんの親が良く参加されていますが、それ以外にも注意欠如・多動症（ADHD）や、小学生のお子さんの親を対象とするなど、実施している自治体や運営もとで違っています。
内容は、5～10回（水島拠点のペアトレでは全6回になります）のプログラムに定期的に参加していただきながら、日々の子どもの行動に注目していただき、宿題に取り組んでいきます。
各セッションの中で、ウォーミングアップからスタートし、「良いとこ探し」「ちょっと良かったエピソード」「宿題の報告」などの課題に進んでいき、最後は次回の宿題について確認します。
ブログに書いている内容だけでは、ペアレント・トレーニングのすべてをお伝えすることはできませんが、最後まで参加されていた保護者の方からは「参加してよかった」「わが子とのかかわり方が変わった（良くなった）」「（わが子の）良いところに目が向くようになった」といったご意見も多くいただいています。また、時期を見てご利用中の保護者の方には案内を配布させていただきますので、ちょっと気になった方は門戸を叩いてみてはいかがでしょうか？
※ 水島拠点のペアレント・トレーニングについて知りたい方は、ご利用されている事業所までご連絡ください。
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