とくしちゃんねるvol.7 家庭でできる感覚運動遊びの紹介
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします(^_-)-☆
さて、昨年から引き続き新型コロナウイルスもまだ落ち着きを見せず、インフルエンザと相まって流行する季節がやってきました。まだまだ家の中で過ごされることが多いのではないかと思いますが、外に出ていけないことでイライラ…体を動かしたくてうずうずしているお子さんも多いのではないでしょうか?
今回は家庭の中でもできる『感覚運動遊び』と題して紹介していきます。
準備いただくものは『紙コップ』のみ100均などで25個~30個入りで販売していると思いますのでそれを2袋使用して遊んでいきたいと思います。
まずは紙コップタワーを作ってみましょう。
写真のように5つ、円になるように並べて上に積み上げていきます。↓※写真では紙コップを6個使っていますが5個のほうが安定して積みあがっていきました!
真ん中に紙コップを逆さにしておくと間隔を取りやすいですよ(⌒∇⌒)
これをなるべく高く高く積み上げていきます♪↓
数多いな…(3段目でこんな感じ↓)
9段…だいぶ頑張った↓
上からのぞくと不思議な形↓
最後はこんなに高くなりました♪(写真では、およそ100個の紙コップを使用しています)
最後は「ガシャーン」崩してもらいました!
この遊びの中にはいろんな感覚情報と遊びの発展性が隠れています。
例えば感覚情報では…
- 慎重に紙コップを乗せるために手と目を協調させる動作が求められます。
- 紙コップをつぶれないように、また崩れないようにゆっくりとした動作が求められます。
- 服や体の一部が当たらないように工夫しながら積み上げるため、空間と体の位置などの把握を求められます。
- 積み上げて高くなってくると、台などに乗って作業することが求められます。
- 体で紙コップを倒したときは上から紙コップが落ちてくるため、体に衝撃が伝わります。
- ガラガラと崩れる音や、見た目の変化を楽しめます。
- 上からのぞくと面白い形をしていて見た目でも楽しめます。
他にもいろんな要素があります。また遊びの発展では…
- 紙コップに色を塗って見た目に変化をもたらしてもいいかも
- 紙コップを投げてタワーを崩しても面白いかも
- ピラミッド状に積み上げていっても面白いかも
- 「どちらが多く拾ったか」など競争しながら片付けもできるかも
- 片付けの最後はカップを上から落として「どっちが先に入るか」のようにして遊ぶのもいいかも
また、導入で紙コップを積み上げ、遊びとして紙コップを崩し、最後クールダウンとして片づけるなど単発的な遊び方だけではなく、1つの作業としても導入できます。
このようにアイデア次第では紙コップを使用して怪我無く、いろんな感覚運動あそびができるので、発散にちょうど良いですね。