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とくしちゃんねるVol.13 ~発達検査と知能検査~

倉敷学園では年度初めに、一人ひとりに合った療育支援や学習指導の方向性を検討するヒントとして発達検査(※新版K式発達検査)を実施しています。なぜ知能検査ではなく発達検査なのか。倉敷学園に通園児さんでお話しすると、通園されているお子さんにおいては、心理的、身体・運動的、社会的側面の発達が未熟なお子さんもいらっしゃるため、知能のみを検査によって測定することは難しく、いわゆる知能検査だけでお子さんの発達の全体像をとらえることは少し難しいと判断しております。

発達検査ですと、早いものでは、0歳0カ月からの実施項目があり、乳幼児期から検査を行うことができます。医療機関や相談専門機関においては、さまざまな検査の名前を聞かれますよね。発達検査、知能検査のみならず、言語面、構音(発音)面を特に評価したい場合には、それに対応した検査があります。どんな場合にどんな検査が適切であるかどうかの判断は、医師など専門家の判断によりますので、専門機関(主治医やリハビリ療法士、心理士)に相談して判断してもらいましょう。

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