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とくしちゃんねるVol.11 ~言語聴覚士の仕事内容!倉敷学園・ひかり編~

 

前回のとくしちゃんねるでは、PT、OT、STについて紹介しました。
倉敷学園にはリハビリの仲間がいっぱいです✨

 

今回は言語聴覚士(ST)の仕事内容について詳しくご紹介します♪

STはお口のスペシャリストです。主に食べる・話す・聞く力のお手伝いをしています。リハビリの中で食べること、話すこと、人とのやりとりの楽しさを伝えていけたらいいなと考えています😊

 

倉敷学園の様子

倉敷学園では、月に1回、1対1でリハビリの時間を設けています。
このように空間を区切る事で課題に集中しやすい環境を作っています。
年に2回評価を行い、園児の発達を確認し、得意なところや苦手なところを把握しています。その評価をもとに、一人一人にあったリハビリ内容を提供しています。

言葉がでてきにくいお子さんには、課題や遊びを通して理解を深めたり、言葉がでやすくなるようなアプローチをしています。またしっかり話すため、元気にご飯を食べることを目的に、お口をしっかり動かす練習やおやつなどを使ってアプローチしています😊

最後には、みんなが大好きなご褒美タイムを取り入れています。選択する力をつけてほしいという思いも込めて自分で好きな玩具を選んでもらっています。好きな玩具で遊ぶこの時間には、STも遊びに参加し、遊びの中でもやりとりを楽しんでくれていますよ(^^♪
その他にも、クラスの先生からお食事の相談があれば、実際に見させていただいて、アドバイスや環境設定を提案しています。

クラスに入る事もあるため、リハビリの場面だけでなく、日常生活での様子も見られ、より寄り添ったアドバイスが出来ると思います。

 

きらり中庄(ひかり)の様子

きらり中庄(ひかり)のクラスでは重症心身障がいのお子さんも利用されています。未就学のお子さんは児童発達支援、就学後のお子さんが放課後デイサービスとして利用されています。

ここでは食べる事(摂食嚥下)やお話しする力(発声発語)に関する評価や、リハビリを行ってます。おくちの体操や安全に食事が出来る環境を整えたり、食事のお手伝いをしたり、伝える手段を増やすために、玩具を使って声を出す訓練などを行っています。1人ひとりのその日の状態に合わせてひかりの教室で行ったり、リハビリ室で  行っています。

 

評価をもとに一人一人に合った環境やお食事のアドバイス、お口の体操などのお口へのアプローチをしています。看護師さんや保育士さんなど多職種の方とも相談しながら、表や話し合いの場を通して食事の介助方法などを共有しています。

 

クムレは乳幼児期~成人期まで幅広い事業を展開しています。倉敷学園以外の事業所とも連携をとり、相談があれば評価に伺いアドバイスもしています。
また保護者の方とお話しできる機会も多いため、ニーズに合わせて相談しながら日常生活で取り組みやすい課題を取り入れたり、アドバイスをしたりしています。
小さな変化やできたを見逃さずに、たくさんのできたを増やすお手伝いができたら嬉しいです。

ケアコラボという電子連絡ツール(文字、写真、動画)を通じて、リハビリの様子を保護者の方にお伝えしています。コロナで保護者の方と中々会う事ができない状況が続いていますが、ケアコラボを通じて、疑問に思うところや相談などお気軽にお問い合わせください。お待ちしています(^▽^)

来月は、理学療法士(PT)の紹介をします。次回の更新もお楽しみに✨

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