とくしちゃんねるVol.15~おうちでできる療育 運動あそび、指先あそび~
みなさん、こんにちは 🙂
今回はおうちでできる療育についてお伝えしたいと思います。
まず、療育とは?
心身に障害を持つ児童に対して、社会人として自立できるように医療と教育をバランスを保ちながら並行してすすめること。東京大学名誉教授の高木憲次(1888―1963)によって提唱された概念で、「治療をしながら教育する」ことが大切であるという意味合いがこめられている。(日本大百科全書より抜粋)
療育って専門機関でないとできないと思われていますか?
答えはNOです!!!
療育という言葉を聞くと難しく捉えてしまいがちですが、実は自宅でも簡単にできますよ。
そしてローコストでできることがたくさんあります。
外出自粛が求められる昨今、みなさんはおうち時間を持て余していませんか?
そんな時こそ、おうち時間をおうち療育時間に変えてみましょう。
お子さんが笑顔になって遊んでくれれば大成功!なので難しく考えないでくださいね。
今回はおうちで簡単にできる運動遊びと指先あそびを紹介したいと思います。
➊運動あそび:タオルあそび
用意するものはバスタオルなど大きめのタオルなら何でもOKです。
①まず、床にタオルを敷きます。
②タオルの端にお子さんに座る、もしくは寝てもらってください。
③保護者の方はお子さんとは反対側のタオルの端を引っ張ります。
④歌を歌ったり好きな曲に合わせて引っ張ります。
(真っすぐに引っ張るだけでなく斜めやジグザグ、円を描くように引っ張ると様々な感覚が感じられるのでお子さんの反応をみながら引っ張ってください)
おススメの曲は
『バスにのって』 『バスごっこ』など乗り物の歌です。
実際に乗っているかのような雰囲気で歌うと楽しさが倍増しますよ。
タオルに乗って引っ張る力やスピードの強弱をつけることで前庭感覚の刺激が増えるので動くスピードに体を合わせようと体幹を使ったりバランスをとれるようになります。
❷指先あそび:シールあそび
用意するものは紙とシールです。シールはご自宅になければ百円均一のお店などにも色んな種類があります。
①何の形にするか決めます。ここではあおむし、さくらんぼ、お花の例をお伝えしますね。
他にもアンパンマンやにわとり、ひよこなど想像力を働かせるだけで何でも作れますよ。
②下絵を描きます。
③シールを剥がしてぺったんと貼ります。※下絵は書かなくてもできます。
完成しました!!!!! 😎 😎 😎
こんな感じでシールだけで絵が作れます。シールを半分に切って半円にすることで丸以外の形も作れますね。
この制作の中にもシールを台紙から剥がす、ハサミで切る、シールを貼るなど両手や指先を使って楽しく遊ぶことができます。
難しそうであれば保護者の方が先に見本を作って見せてあげることで視覚からの刺激になります。お子さんが出来るところを一緒に楽しく行って、おうち時間を楽しんでくださいね。
おうち療育のメリットはたくさんあります。
・親とのスキンシップをたくさん取ることで子どもと愛着形成や信頼関係を高めることができる
・ローコストで楽しみながらできる
・毎日、好きな時間に好きなだけ、その子どもに難易度を合わせてあげられる
などなど!!!
今回は運動あそび、指先あそびの例としてタオルあそびとシールあそびをお伝えしましたが、工夫次第で他にもたくさんの遊びがあります。
こんな遊びはどう? どういう遊びをしたらいいかな?
など質問ありましたらお気軽にしてくださいね。お待ちしています(^▽^)/