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とくしちゃんねるVol.14~作業療法士(OT)の仕事内容~

今回は作業療法士(OT)の仕事内容についてです♪

 

現在法人内に作業療法士は4名在籍しております。

倉敷拠点に2名、水島拠点に2名です。

「仕事内容」といっても、全員が同じ仕事内容というわけではなく、それぞれが異なった動きをしていますので、

今回は倉敷学園の作業療法士の仕事内容についてお伝えします。

 

まず,作業療法士(OT)とは…

OTは作業のスペシャリストです♪

「作業」とは、食べたり、入浴したり、遊んだり、仕事をしたりなど人が関わるすべての諸活動のことを指します。

病気やけがなど、様々な要因でその人らしい「作業」が行えなくなったとき「作業」に焦点を当てて治療を行います。

また「作業」を通じて諸活動に参加できるように援助します。

   

 

子どもの作業療法といたしましては、

様々な原因によって生じる発達の遅れや偏り、手の運動や操作能力の未熟さを持ったお子さんに対して、

生活全般にかかわる作業の支援をしています。

 

治療として具体的には遊び・勉強・運動などの活動の基礎となる感覚統合療法や、箸操作や更衣などの日常生活活動、

書字・はさみ・お絵かきなどの学業、ゲームなどの作業活動を通した指導をしています。

 

倉敷学園ではすべてのお子さんと月に1回、主に1対1で個別のリハビリを行っています。

 

↓個室でのOTの様子とOT室

    

 

ホールが使える時は集団で運動遊びを行ったり、食事場面に実際に介入したり、

椅子や食具等の環境調整を行う時もあります。

 

↓ホールを使用したサーキット

 

 

 

個室では、微細な動きとして手先の操作(はし・スプーン、はさみ、鉛筆等の使用)や、

知覚・認知能力 (認識してどう処理するのか…)、ゲーム等を通してコミュニケーションや社会性のトレーニングも行います。

 

↓手先の操作の練習の様子

 

 

 

廊下や個室の小スペースでは、粗大な動き (走る、歩く、座る…などの運動と姿勢)、

応用的な運動 (スキップ、自転車、縄跳びなど)も取り組んでいます。

 

↓運動遊びの様子

 

 

 

 

子ども達の真剣な表情や、「楽しい♪」「できた!!」な表情をたくさん見る事ができて

日々楽しく関わらせていただいております(*^-^*)

また、小さな変化や「できた!」を見逃さずに、たくさんのできたを増やすお手伝いができたら嬉しいです。

リハビリの様子は、ケアコラボという電子連絡ツール(文字、写真、動画)を通じて、保護者の方にお伝えしています。

コロナで保護者の方と中々会う事ができない状況が続いていますが、

ケアコラボを通じて、疑問に思うところや相談などお気軽にお問い合わせください。お待ちしています♪

 

 

 

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