ブックタイトルクムレ60年の歩み

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概要

クムレ60年の歩み

26年度に設置し、座長に増田雅暢岡山県立大学教授を迎え、外部の有識者の客観的な意見も取り入れながら議論を繰り返した。プロジェクトチームでは、前5カ年の中期計画についての反省や見直しを行い、今後の課題を検討した。またチームで中心となる職員でワーキングチームを作り、資料集めや会議の取りまとめなど実務的な作業を担うことで、現場の声も事業計画へ反映できるような体制を整えた。策定にあたっては「クムレ」の理念や目指すべきものを、職員や利用者により分かりやすく伝えるため、7つの柱に分け、計画の要旨をまとめた。乳幼児や障がい者に限らず、地域に住む誰もが利用できるサービスや交流の場の創出、地域社会全体で生活困窮者の支援や災害福祉を行える体制の整備など、これまでよりさらに一歩踏み込んだ地域福祉の実現を目指す。また職員のワークライフバランスへの配慮、やりがいや自己実財前亘副理事長現を目指せる職場づくりなどが盛り込まれ、新たな時代の「クムレ」のあり方や役割、方向性をまとめた平成31(2019)年までの「第2期中期経営計画」を財前亘副理事長を中心とし、策定した。また「小ざくら保育園」も60周年を節目に、大きな転換期を迎える。「こども・子育て新制度」が平成27(2015)年4月に施行されることを受け、同月から「幼保連携型認定こども園小ざくら保育園」として生まれ変わり、地域が抱える保育の課題やニーズに応えていく。「小ざくら保育園」では、これまでの保育園に新たに幼稚園の機能が加わることになる。認定こども園になることで、保護者の就労の有無に関わらず、「小ざくら保育園」での保育を受けられる体制が整えられるとともに「教育」を求める保護者の期待にも応えることもできる。46